九輪 〜クリン〜 探してた 這いつくばって 掻き分けた 夏草の隙間に 異界への入口を 空想が折り重なって とめどなく込み上げる期待は 車輪状に広がってた 天を突くごとき 宝塔華 流れる雲を掴み 握った閃きを 在りし日の僕から受け取ったなら一拍多く間を取り直して 宿命の歯車 噛み合う道のりで 終わりと始まりと 向きあったなら 因果は輪る 贖うべき背徳の断片から 目をそむけてはぐらかせば さんざめく闇へといずれ堕落して逃れられぬと知る 九重の罪を推し量る 流れる雲を掴み 握った閃きを 在りし日の僕から受け取ったなら一拍多く間を取り直して 宿命の歯車 噛み合う道のりで 終わりと始まりと 向きあったなら 因果は輪る |
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