機動 〜キドウ〜

行く宛ても無く 見上げた空に

尋ねども 響くばかり

舞い散る花を 優しく拾う

風を待ち まぶた落とす

まどろみに 微かに浮かぶ

満ちる心に 灯る衝動

独りでに  加速する

踏みしめた時の流れに いつか帰るその時まで

陽炎に歪む彼方へ とけてゆく叫び

響鳴が手と手繋いで 奇跡の連鎖は続く

頭では見えていたはず 動こうとしないこの両足で

何も起こせない 何も起こらない事は解ってた

恐れを抱いたまま迫る制限時間に右往左往して

声を上げた時 差し伸べられた手に未来を見る

陽炎に歪む彼方へ とけてゆく叫び

響鳴が手と手繋いで 奇跡の連鎖は続く